こけし文献・「木楽」の話(5)

 前回の木楽第36号では人面土器(人面墨書土器)に言及しているが、どのようなものか具体的に分からないと思う。平城宮跡資料館では実物が展示されているようだが、奈良文化財研究所のなんぶんけんブログに写真掲載が僅かにある。平城京では木や銅のヒトガタも出土しており、お雛様の原型でもあったらしい。ヒトガタはカタシロとしてツミやケガレを流したようだ。ヒトガタの胸に穴が開いたものもあり、「のろいのヒトガタ」と呼ばれるが、「呪詛」に用いたかどうかはっきりしない。
 次に白坂遺跡岩偶であるが、最近、秋田県埋蔵文化財センターのマスコットキャラクター「がんたくん」のモデルになっていた。写真も紹介されているのでこの生命力に溢れた「笑う岩偶」を是非見てほしい。縄文時代の豊かな感性に驚嘆する。
 西ノ前遺跡の土偶は平成24年9月に国宝に指定されている。舟形町ホームページ「国宝縄文の女神」に詳細に紹介されている。ギリシャ彫刻を思い起こさせる姿をとっくりとご覧いただきたい。よほど造形感覚の優れた縄文人だったようだ。
 真向遺跡の一本足土偶はネット上での写真紹介を見つけられなかった。これこそ紹介したかったものなので、平成5年の新聞切抜きをお目にかける。20年以上前の新聞紙で変色著しく写真も不鮮明であるが何とか読み取れると思う。
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 縄文、平城と紹介したが、その間をつなぐ弥生の木偶を新聞切抜きで紹介する。
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 ここからは引き続き「木楽」の紹介。
 木楽第37号
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 木楽第38号
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 木楽第39号
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木楽第40号
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木楽第41号
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 木楽第42号
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 今回は土偶などの紹介をしたのでここまで。次回で木楽の紹介は完結予定。










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