庭の花

鯉の話は以前紹介したが、池の水が澄んでいないので綺麗な写真が撮れない。鯉は晩秋、水澄明に艶やかな時期が一番見ごたえがある。その季節にまた紹介したい。  無為庵の庭には梅と椿が一本ずつしかないが、百合の球根をいただいたので植えておいた。これが何とも見事に咲いたので写真に収めた。何の手入れもしていないのに健気に咲くものだ。綺麗に…
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こけしの話(22) 佐藤菊治

 最近のヤフーオークションで何々図録同手として数本のこけしが出品されていた。「同手」という場合、同時期の同様の作品をさすものと思っていたのだが、少々異なるもので無為庵所蔵品が同手の対象にされたので、実物を掲載することとした。  写真は同手の対象とされた佐藤菊治で、久松旧蔵、「こけしの世界」247番の現物である。同図録では正末昭初…
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こけしの本の話

 ブログの更新をと思いながら仕事に追われ更新する余裕がなかった。この間閲覧数は8000を超え、折角アクセスしてくれた方には申し訳ない気持ちであるが、宮仕えの身なればご容赦願いたい。  今回は趣向を変えて、こけしそのものではなく、本の話題とする。絵にすると見栄えのしない画像で恐縮であるが、清水寛氏の「こけし全工人の栞」上下である。平成…
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こけしの話(21) 蔦作蔵

 先日、僅かばかりの無為庵所蔵品を若い友人に披露する機会があった。鑑識眼の確かな人で楽しくも濃密なひと時を過ごしたが、後片付けをしながら数えてみると20点足らずのものでしかなかった。じっくりと鑑賞するにはこの程度の数が限界のようだ。いろいろ啓発される言葉もいただいた。そのひとつに「色情報が多いとこけしの持つ本質が見えてこない」という言葉…
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こけしの話(20) 山尾武治

 忙しい時期となる前に更新すべくブログを開いてみると、アクセスがいつのまにか6000を超えていた。アクセス地域をみると大阪で同日同時間帯に多くの人がみているようだ。どのような経緯なのか興味がなくはない。  今回は無為庵愛蔵のこけし山尾武治をお目にかける。土湯から数度の移転を経て無為庵に落ち着いたのは平成2年2月のことであるが、以…
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こけしの話(19) 佐藤丑蔵

 最近、ある人から「こけし馬鹿」と評された。その方とは30年来のおつき合いで、無為庵の駆け出しの頃から今に至るまで変わらぬご交誼をいただいている。古来「馬鹿につける薬は無い」といわれるが、無為庵の馬鹿振りも最近は金欠病には勝てずやや沈静してしまった。いつになったら馬鹿に戻れるのか心もとないかぎりであるが、「こけし命」でも「こけし狂」でも…
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こけしの話(18) 小椋米吉

 この時季、鯉は池の底でじっとして動かない。池には覆いを掛け、春までお休み状態になる。当面、こけし中心に組み立てるが、こけしの話にはある程度の準備が必要なので、プロフィールページで多少の遊びをしてみよう。いろいろな写真を掲載する。  今回は原と写しを紹介する。写真は祐天寺の「つどい」を通して平成3年に北山賢一氏に依頼した原とその…
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こけしの話(17) 小松留三郎

 このブログもいつのまにやら1年以上経過した。各系統のこけしを選定したいところだが、所蔵品が偏っており無理なことである。昔は鳴子をほとんど持たなかったが、最近では鳴子が少し増えてきた。こけしは鳴子に始まり鳴子に終わると言った先達がいるが、分からないでもない。やはり鳴子はこけしの基本であるようだ。自己満足で開いているブログではあるが、ご要…
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こけしの話(16) 佐藤周助

 本来なら新年の挨拶となるところだが今年は喪中につき差し控えたい。昨年8月からアクセス数が急増し、最近4000を突破した。きっかけは縮写こけしの記事であるが、3寸に興味を持つ人が多いことに驚いている。3寸を集めているのは無為庵ぐらいなものかと思っていたのが大間違いと気がついた。無為庵の3寸収集過程で縮写こけしを掴んでしまっとことは一度な…
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こけしの話(15) 秋保不明

 年賀状の写真でも撮影しようかと候補を選定していたところ、保存状態が悪くて年賀状には使えないものの気になるこけしがあるので取り上げることとした。  このこけしは東京こけし友の会の入札品であり、落札したK氏が「ひやね」店頭に山尾昭の復元とともに展示し、こけし手帖でも紹介されている。実物を大勢が見ているとは思うが、おおらかな古格あ…
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鯉の話

 無為庵閑話もすっかりこけしのブログの様相を呈しているが、こけしの話ばかり書く意図ではなかったので、たまには他の話題を提供する。こけし道楽も随分長くなったが、鯉の方はもう40年を超える楽しみとなった。最初の金魚から数えれば50年になる。なんとまあ、飽きもせず続いたものだ。若い頃は小千谷から山古志村に入り、生簀を覗いて歩いたものだ。鯉師…
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こけしの話(14) 佐藤周助

 掲載の彦三郎にある方からご感想をいただいた。「顔が濃すぎ」との評でなるほど面白い見方だなと感心させられた。その方は、「まだ初心者の域を出ないから皆様がご覧になるところにはコメントが書けません」と個人的にメールをくださったがここにご紹介する。見方に初心者もベテランもないし、ベテランが必ずしも優れた鑑賞眼を持っているわけでもない。いい、わ…
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こけしの話(13) 島津彦三郎

 このブログがどれだけ読まれているのかは不明だがと以前書いたが、新規に掲載しようと管理ページを開いたところ、アクセス解析機能がついていることに初めて気がついた。現在のアクセス数2433、その大半が8月以降のものである。縮写こけしがネット上で話題になり、当ブログが紹介された影響のようだ。猪谷春峰という人は戦前には人形制作に活躍していたよう…
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こけしの話(12) 島津彦三郎

 先週、亡兄の三回忌に出席した。これといった趣味もなく愚直に真直ぐに生き、子供を立派に成人させたことは偉とするに足る。そんな兄に似合うようなこけしはどれだろうと考え、彦三郎を手向けることとした。   島津彦三郎は父彦蔵ではなく田中重吉から木地技術を習得した。田中重吉もこけしを作ったとされるが現存しない。古い時代の大鰐おぼこの筈だが、や…
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こけしの話(11) 蔦作蔵

 原と写し(復元)は少々厄介な問題である。有機的だの無機的だのと議論されたこともある。弟子の作るこけしは当然のことながらその時の師匠のこけしを写すものであるが、これを写しとはいわない。職人の場合も同様である。弟子であっても師匠の古いものを忠実になぞって作ると写しとなってしまう。直治のように何人もの工人が取り組んでいるものもあるが、こうな…
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こけしの話(10) 猪谷春峰縮写

 前回、次回はまともなこけしを取り上げるとしておいたが、縮写こけしの情報を求める声があり、残りの縮写こけし拙蔵品を紹介し、前回の続編とすることにした。 (2016.10.5追記)上記の写真が見つからない。前回分も含まれるが、三寸写真集拙著「無為庵三楽(2000年版)」の縮写こけし部分をスキャンして添付する。 …
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こけしの話(9) 猪谷春峰縮写

 久しぶりの記事となってしまった。5月の連休にでも更新しようと計画していたが、パソコンがダウンしてしまい、修理に出しても結局修復できず、すべてのデータが失われてしまった。大事な記録もこけしの記録もメールアドレスも住所録も何もかも消えてしまい途方にくれている。バックアップしておけばよかったと後悔しているが、後悔先に立たずとはうまいことを…
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こけしの話(8) 勘治一家

 あけましておめでとうございます。   年賀状用に撮影したこけしの写真がプリンターの不調で使えませんでしたのでこの場でご挨拶をさせていただきます。ご感想など色々と書き込んでいただければさいわいです。本年もよろしくお願い申し上げます。  写真のこけしは高橋勘治一家大正期の作品でご覧のとおり保存状態は完璧である。年賀状用と…
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こけしの話(7) 阿部金蔵

 骨董の世界では「伝来」ということがしばしば問題にされる。伝来がどうであろうと品物に変わりはないようにも思うが、やはり、筋目よく伝わってきたものには何かしら品格があるように感じられるのは不思議なことではある。こけしの場合はいまだ百年ほどの時間しか経過していないので現時点では伝来というほどのことはないが、50年後、百年後にはどの収集家の手…
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こけしの話(6) 山形不明

 久しぶりに記事を書こうとしたら、すっかり勝手が分からなくなってしまった。ありあわせの写真を使っているが、サイズを小さくすると絵が荒くなってしまい、現物の持つ微妙な陰影が表れてこない。ヤフーのオークションなどはうまく写真を撮ったものが多いがどのように撮影するのか不思議な気がする。ヤフーといえば最近かなり多くの昭和二桁のこけしが出品され…
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