テーマ:こけし

こけしの話(17) 小松留三郎

 このブログもいつのまにやら1年以上経過した。各系統のこけしを選定したいところだが、所蔵品が偏っており無理なことである。昔は鳴子をほとんど持たなかったが、最近では鳴子が少し増えてきた。こけしは鳴子に始まり鳴子に終わると言った先達がいるが、分からないでもない。やはり鳴子はこけしの基本であるようだ。自己満足で開いているブログではあるが、ご要…
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こけしの話(15) 秋保不明

 年賀状の写真でも撮影しようかと候補を選定していたところ、保存状態が悪くて年賀状には使えないものの気になるこけしがあるので取り上げることとした。  このこけしは東京こけし友の会の入札品であり、落札したK氏が「ひやね」店頭に山尾昭の復元とともに展示し、こけし手帖でも紹介されている。実物を大勢が見ているとは思うが、おおらかな古格あ…
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こけしの話(13) 島津彦三郎

 このブログがどれだけ読まれているのかは不明だがと以前書いたが、新規に掲載しようと管理ページを開いたところ、アクセス解析機能がついていることに初めて気がついた。現在のアクセス数2433、その大半が8月以降のものである。縮写こけしがネット上で話題になり、当ブログが紹介された影響のようだ。猪谷春峰という人は戦前には人形制作に活躍していたよう…
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こけしの話(12) 島津彦三郎

 先週、亡兄の三回忌に出席した。これといった趣味もなく愚直に真直ぐに生き、子供を立派に成人させたことは偉とするに足る。そんな兄に似合うようなこけしはどれだろうと考え、彦三郎を手向けることとした。   島津彦三郎は父彦蔵ではなく田中重吉から木地技術を習得した。田中重吉もこけしを作ったとされるが現存しない。古い時代の大鰐おぼこの筈だが、や…
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こけしの話(11) 蔦作蔵

 原と写し(復元)は少々厄介な問題である。有機的だの無機的だのと議論されたこともある。弟子の作るこけしは当然のことながらその時の師匠のこけしを写すものであるが、これを写しとはいわない。職人の場合も同様である。弟子であっても師匠の古いものを忠実になぞって作ると写しとなってしまう。直治のように何人もの工人が取り組んでいるものもあるが、こうな…
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こけしの話(8) 勘治一家

 あけましておめでとうございます。   年賀状用に撮影したこけしの写真がプリンターの不調で使えませんでしたのでこの場でご挨拶をさせていただきます。ご感想など色々と書き込んでいただければさいわいです。本年もよろしくお願い申し上げます。  写真のこけしは高橋勘治一家大正期の作品でご覧のとおり保存状態は完璧である。年賀状用と…
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こけしの話(7) 阿部金蔵

 骨董の世界では「伝来」ということがしばしば問題にされる。伝来がどうであろうと品物に変わりはないようにも思うが、やはり、筋目よく伝わってきたものには何かしら品格があるように感じられるのは不思議なことではある。こけしの場合はいまだ百年ほどの時間しか経過していないので現時点では伝来というほどのことはないが、50年後、百年後にはどの収集家の手…
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こけしの話(6) 山形不明

 久しぶりに記事を書こうとしたら、すっかり勝手が分からなくなってしまった。ありあわせの写真を使っているが、サイズを小さくすると絵が荒くなってしまい、現物の持つ微妙な陰影が表れてこない。ヤフーのオークションなどはうまく写真を撮ったものが多いがどのように撮影するのか不思議な気がする。ヤフーといえば最近かなり多くの昭和二桁のこけしが出品され…
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こけしの話(5) 佐藤伝喜

 前回の佐藤正吉には「こまっちゃくれた」との感想をある人からいただいた。感想などブログへの書き込みをいただけると皆様に伝わるのだが。  鳴子、蔵王、土湯、遠刈田ときたので今回は弥治郎の伝喜をとりあげる。このこけしは最近の入札会での入手である。伝喜は昭和7年に弥治郎を離れ昭和33年に高崎で復活するまでほとんどこけしを作っていない。昭…
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こけしの話(4) 佐藤正吉

 こけしの話ばかり書くつもりはないのだが、適当なテーマが浮かばない。今回のこけしはどこかで見たようなと思われる方がおいでのことと拝察する。かつて「名作こけし写真ギャラリー」に掲載されていたこけしである。  無為庵はサイト開設者に無断使用に対する抗議の書き込みをしたのだが、この書き込みに対し「芋庵」と称するものから「無為庵のような者がこ…
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こけしの話(3) 佐久間米吉

 前回反響がないと嘆いたら早速1件書き込みがあった。なにやら嬉しいものである。寸法を記載して欲しい、正面の写真にして欲しいとの要望があった。要望に応えて記事の末尾に括弧で寸法を記入したが、写真はかつて撮ったものをそのまま使用しているのでご容赦願いたい。次回を楽しみにしているとのことだったのでまたまたこけしの話を書くことにする。今回の写真…
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こけしの話(2) 岡崎長次郎

 話題が貧困でまたこけしの話をするしか能がないのでご容赦を。先週、鳴子の岡崎斉を紹介したがまるで反響がない。何人の人が記事をみたかも分からない状況で反響云々もないのかもしれない。めげずに今回は岡崎長次郎。工人は名前だけで呼ぶのが慣例だが、特定の工人は姓と名から一字ずつ取って呼ばれている。そのうちの一人が岡崎長次郎で略して岡長。ちなみに前…
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こけしの話  岡崎斉

 こけしについての話が多くなると思うのでまずは簡単な解説を。こけしとは木をろくろくで挽いて球状の頭部と円柱状の胴とで作る人形で手足をつけない。現在の主産地は東北だが、東北固有のものか、東北に残存したものか解明されていない。その起源については信仰起源説、玩具起源説など諸説ありいまだに決着していない。江戸末期にはすでに存在していたもののその…
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