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zoom RSS 袖珍こけし(番外)の話

<<   作成日時 : 2016/05/17 17:20   >>

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 昨年10月にメタボの宣告を受けて以来、なるべく出歩くようにしているが、天候不順の折にはちんまりと家に閉じこもっている。今までは雨風の日を避けるだけだったが、夏に向かい、どうなることか。熱中症で救急搬送されるようにはなりたくない。今日は一日雨、日ごろ訪れていなかったサイト訪問に専念していたところ、「木童舎の学舎」小寸・豆こけしの紹介ブログに行き当たった。そこに袖珍番外品が紹介されていたので、コメントすべく送信したが、コメントが載らない。一度はあきらめたが、何かの参考になればと思い、本閑話に掲載することとした。

 無為庵はかつて豆こけしに熱中した。豆は数十、数百の一括売りが多く、短期間のうちに千余になった。その後も買い続け、「無為庵は大きなこけしを砕いて豆にしている」などと4寸の大家にからかわれた。その中で袖珍こけしに傾注し、1から80番までの収集を目標にした。20年ほど前に目標を達成し、4寸大家と祝杯を挙げたことを思い出す。集めた成果は80番までの全品、模様替わり番号付き13本、番外の81番荒井金七、模倣シリーズと思われる問題の袖珍サイズ81番から85番の99本である。このほかに番号の振ってない袖珍離れ物も多数あったが、袖珍離れ物は記録にとどめなかった。このように集めた品も、すべて手放してしまった。シリーズものにこだわると駄作、凡作までも持たざるを得なくなり、資料としては大変貴重であるが、揃ってしまえばそれまでのこと、結局は飽き足りなくなったゆえである。

 さて、上記「木童舎の学舎」小寸・豆こけしの紹介ブログでは番外袖珍81番(佐藤三男とされる)他を紹介し、袖珍シリーズがどこまであったのか空想するような記述がある。かつて所有していた同種のこけし写真が残っているので、手放した品で忸怩たる思いはあるが、紹介する。

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 袖珍81番とされる荒井金七。このこけしには他の袖珍と同じゴム印が押されインクも黒だった。老境の金七でこのような小さなものは少々痛々しいが、枯淡の味わいは大寸よりも好ましい。
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 左より81番、82番、83番。金七81番と同番号があることは従前の袖珍シリーズの一環とは考えづらい。また、実物が手許になく断言できないが、こちらの81番から85番はゴム印が従前のシリーズとは異なっていたと記憶する。82番と同様のものが「愛玩鼓楽」1703、1704番で大沼誓として紹介されている。83番は遠藤勉と思われる。

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 左より84番、85番。84番は木童舎氏が同ブログで大沼希三としたうえで「ハチャメチャ」と疑問を呈されているかのように読める。85番は小寸でたまにみかけるが誰の作か追及したことがない。右端村井の模様違いを削除し忘れたが、写真の再編集が面倒なのでこのまま。

 袖珍シリーズには豆こけしながらも息をのむほどに魅入られるこけしもあるが、戦況がかんばしくなくなるとともに作行きも低下したようだ。本稿は木童舎氏の袖珍シリーズ番外に対する夢想に端を発したものであるが、無為庵はいまだかつて86番以降のものを見たことがない。本稿の写真は昔のものをスキャンしたのでお粗末であるが容赦願いたい。

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
久しぶりに無為庵さんのブログを拝見したところ、私のブログにコメントを頂いているとの事で、あわてて確認し、表示しました。

81番〜85番は袖珍シリーズとは別と考えているとの事、ご教示ありがとうございます。




木童舎
2016/09/24 12:57
木童舎様
コメントをいただきありがとうございます。小生は縁遠くなりましたが、貴兄のご活躍には敬意を表します。さて、袖珍シリーズは実際に頒布された80番をもって終了と考えたほうが無難と思っています。81番の金七も中屋氏の論説によるだけで、従前シリーズの一環とする根拠ははっきりしません。豆こけしの追及は資料が少なくご苦労やいかばりかと拝察します。 無為庵
無為庵
2016/09/24 14:36

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